10年、アカペラを歌っていました

私は以前、10年ほどアカペラを歌っていました。西宮のあたりで、たくさんのメンバーと練習を重ね、ライブを繰り返してきました。2011年まで続けた、大切な時間です。
あの経験があるので、「また歌いたいな」という気持ちはずっとありました。でも年を重ねるうちに、もう一度ステージに立つのはなかなか難しいな、と感じるようになっていました。
「みてみてねっと」で、ハーモニーを作ってみたくなった

そんなとき、ふと思ったんです。いま私は、みてみてねっとで、いろんなアーティストを作っているじゃないか、と。
それなら、アカペラのハーモニーも作れるんじゃないか。
ちょうどそのころ、テレビの裏ではハモネプ甲子園をやっていました。高校生たちが一生懸命に歌う姿を見ていて、「これは作らなきゃ」と思ったのを覚えています。
AIと相談しながら少しずつ形にしていくうちに、ひとつのグループが生まれました。男性3人、女性2人、合わせて5人のアカペラグループ「ユウマチ」です。
続けている人たちへの憧れと、自分にできること
私がアカペラをやめてから、もう15年ほどがたちます。それでも、いまも歌い続けている人たちがいます。続けるって、本当にすごいことだと思います。
正直に言うと、私は上手な方ではありませんでした。音符も読めません。それでも、歌うことは大好きでした。
ハイレベルな人たちの中に混じりたい。でも、自分のレベルでは入っていけない。そんなときに「自分にできることは何だろう」と考えました。その答えが、いまみてみてねっとでやっている「アーティストを作ること」だったんです。
人間が、AIでバーチャルアーティストを育てる
本来、プロデュースというのは、人間が人間を育てるものです。私がやっているのは、人間がAIを使って、AIのアーティストをバーチャルアーティストとして育てること。
そんな感覚で、まず曲を作りました。そして、この曲で MV を作りたい、と思ったのが始まりです。
第1作『五時のハーモニー』
第1作は『五時のハーモニー』。とてもいい曲になりました。映像もぴったりで、アニメにしたのですが、ストーリーもしっかりまとまっていて、本当に驚きました。
キャラクターが動く様子は、まさにアニメーションそのものです。いまは毎日こんな形で映像を作っているので、それが当たり前になりすぎて、自分でも不思議に思わなくなってきました。
一人で、十人分の仕事を
やればやるほど意欲がわいてきて、どんどん作品を作りたくなります。
実は、ユウマチと同時に「電脳フレンズ」「トランスファーフレンズ」「ハコウリ」「クールスマイル」の動画も、毎日並行して作っています。いろいろな動画を毎日公開するだけでも結構な時間がかかりますが、そのうえでアプリやシステムの開発も同時に進めています。
かなり忙しいです。でも逆に、一人で仕事ができるからこそ、これだけの量をこなせているのだと思います。本当に、十人分の仕事を一人でやっている。そんな感覚です。
もちろん、一人の時間には限りがあります。映像を作るのは GPU(映像を生み出す計算機)なので、ここにかなり時間がかかります。その待ち時間に、裏で別の仕事を進める。そんな毎日を続けてきました。
自分で作ったものに、自分で感動する
ユウマチを作って、映像にして、それを見て――私は自分で感動しています。
変な感じですよね。誰かが作ったものに感動することはあっても、自分で作ったものに自分で感動するというのは、なかなかない経験です。
なぜなんでしょう。声とキャラクターがぴったり合っていること。歌とハーモニーが、映像とぴったり合っていること。たぶん、そこなんだと思います。
こんなことを、もっと昔にやりたかった。もっと早く出会いたかった。心からそう思います。
やりたいことが、何でもできる時代になった
いまは本当に、自分がやりたいことが何でもできる時代になりました。表現の力が、とにかくすごい。
ぜひ、私の作品を見てみてください。
▶ ユウマチ アニメ『五時のハーモニー』(YouTube)
▶ ユウマチのアーティストページ(みてみてFM) https://mitemite.net/fm/artist/streetlight-five
そして、よかったらコメントをいただけるとうれしいです。






